動物園と動物たち―鳥類・爬虫類
鳥類・爬虫類
鳥類エリアには、映画などでもおなじみのシロフクロウやワシミミズク、 爬虫類エリアでは大迫力のヨウスコウワニに会えるよ!
シロフクロウ
北極圏に近い、ユーラシアや北アメリカの北部、グリーンランドなどに生息しています。
メスには褐色斑が多く、オスより大型。オスは雪のように白い美しいフクロウです。
- 【英名】
- Snowy owl
- 【学名】
- Nyctea scandiaca
- 【分類】
- フクロウ目 フクロウ科
マゼランペンギン
マゼランペンギンは、南西大西洋から南東太平洋にかけて生息しています。
大きな群れで生活し、水中でイカや魚類、オキアミなどを捕らえて食べています。 水深90m近くまで潜ることもできる、泳ぎの大変得意な動物です。
- 【英名】
- Magellanic penguin
- 【学名】
- Spheniscus magellanicus
- 【分類】
- ペンギン目 ペンギン科
動物のお話
ペンギンの子育て『ペンギン』のお話
宇都宮動物園にいるペンギンは全部で9羽。お腹にある斑点(スポット)の位置が違うため我々は見分けることができますが、いつも繁殖シーズンになると、 彼らはどうして自分の相方を見つけているのか不思議に思います。
ペアになるのは、宇都宮動物園では1月から2月。オスもメスも絶対に浮気はしません。いや、3%くらいはいるみたい…。 (それでも少しは見習わなければいけない人はいませんか・・・) それまでは、全然そんなそぶりも見せないのに毎年必ず一緒になります。
そして3月後半から4月にかけて卵を産み、抱卵します。どちらかが卵を温めている時には、片方はそばを離れません。じっと見守っている姿は、まるで生まれてくる我が子を待つお父さんのようです。
ペンギンはオスもメスも卵を温めるので、お父さんとは言わないのかもしれません。子供を生み育てるということは、おそらく彼らにとって一年内で一番大切な事だと知っているのでしょう。
オオワシ
日本でみられる最大の鳥の一種です。
ロシアのカムチャッカ半島などから冬になると南下し、北日本や朝鮮半島などで越冬します。
海に近い環境を好み、魚などを食べて暮らしています。
- 【英名】
- Steller’s Sea Eagle
- 【学名】
- Haliaeetus pelagicus
- 【分類】
- タカ目 タカ科
チリーフラミンゴ
ペルーやブラジル南部、南アメリカ大陸に生息しています。
脚の色は灰色で、関節の部分だけがピンク色をしているので、他の鳥との判断が容易にできます。
- 【英名】
- Chilean flamingo
- 【学名】
- Phoenicopterus chilensis
- 【分類】
- フラミンゴ目 フラミンゴ科
ヨウスコウワニ
南アメリカ中部でメガネカイマンという種類と混在して生息しています。
全長は2.5m以上にもなり、おおきな口が大迫力の大型爬虫類です。
- 【英名】
- Broad-nosed caiman/round nosed caiman
- 【学名】
- Caiman latirostris
- 【分類】
- ワニ目 アリゲーター科